感染性胃腸炎、首都圏で警報値超え続出-教育施設に注意喚起も
ノロウイルスなどの感染によって、嘔吐や下痢といった症状を伴う感染性胃腸炎の患者報告数が、首都圏で急増している。東京都内の11月25日―12月1日の報告数は、前週に比べて大幅に増加し、警報基準値を超えた保健所が続出。東京に隣接する埼玉県内でも流行の拡大が続き、川口保健所で警報基準値の2倍を超える報告数を記録。川口市は「今後、市のホームページなどで予防策の周知を図りたい」としている。
都がまとめた11月25日―12月1日の週の患者報告数(小児科定点医療機関)は、定点医療機関当たり15.12人で、前週に比べて70%増えた。保健所別では、前週比2.5倍の報告数を記録した北区が最多で32.71人。荒川区や葛飾区、江東区、足立など計9保健所で警報基準値(20.0人)を超過した。
埼玉県の報告数は、前週比80%増の19.42人。保健所別では、川口で50.53人を記録したほか、さいたま市や朝霞でも20人を超え、警報基準値を上回った。神奈川県川崎市でも一部の地域で基準値を超過。同市は「11月以降、報告数が急増している」として注意を呼び掛けている。
患者数の増加に歯止めがかからない自治体がある一方、集団感染が発生しやすい教育施設に注意喚起を行い、まん延防止につなげた自治体もある。八王子市は、保育施設や学校、高齢者施設に対し、手洗いなどの感染防止策の徹底を呼び掛けたところ、これまで上昇傾向だった報告数は、前週と同水準にとどまったという。
国立感染症研究所によると、感染性胃腸炎の報告数は11月に入ると急増し、12月中にピークを迎えるという流行を例年繰り返している。ほとんどがノロウイルスやロタウイルスなどが原因とされ、患者との接触に加え、嘔吐物や便を介して感染するため、予防には手洗いの励行や、嘔吐物などの適切な処理が求められている。
以上、『yahooニュースより』
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