HACCP(ハサップ)義務化について

昨年、日本では食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の導入をすべての食品事業者に義務づける方針を決めました。

対応が、難しい中小事業の事業者に対しては、基準の一部を簡略化することを認めています。

2018年にも食品衛生法等関連法案の改正案を提出するようです。

HACCP(ハサップ)は、食品の製造工程で食中毒や異物の混入等の気概をあらかじめ予測し、継続的に監視、記録する方法です。

1993年に国際機関が統一基準を示し、欧米などを中心に義務化が進んでいます。

日本では食品販売額100億円以上の大規模事業者の約9割が導入済みですが、50億円以下の中小事業者では導入率が約35%にとどまっています。

食品を製造する事業者はもちろんのこと、学校や病院等、集団の給食を提供する施設にも義務化の波はでてきそうです。

各企業が今後対応に追われていきそうです。


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