カビって何?
カビはキノコ、酵母とともに真菌類と呼ばれ、原生生物に含まれます。
真菌類はさらに、鞭毛菌類、接合菌類、子嚢菌類、担子菌類(キノコ)及び不完全菌類に分類されます。
カビという呼び名は俗称で、一般的には不完全菌類、子嚢菌類そして担子菌類の一部と酵母の一部のうち、食品などの上で増えて肉眼で見えるようになる種類をカビと呼んでいます。
【鞭毛菌類】
ミズカビなど
【接合菌類】
ケカビ、クモノスカビなど
【子嚢菌類】
ユウロチウム、ハンゼヌラなど
【担子菌類】
シイタケなどのキノコ
【不完全菌類】
食品を汚染するカビの多くが含まれる
『カビの増殖』
カビは湿度70%以上と細菌より低い水分でも発育できるため、乾燥した食品にも生える場合があります。ただし、カビは酸素がないと発育できず、ほとんどのカビは10℃~30℃の温度が必要です。
このように、カビの発育には栄養源、水分、温度そして酸素の四つの要素によって影響をうけます。
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