ノロウイルスの治療について

ノロウイルスの治療について

ノロウイルスの治療に関して2015年現在では、ワクチンや抗ウイルス剤などがないため、症状を和らげるための治療が主な対応になります。

また、下痢止めなどは菌を体外に排出するのを止めるためにオススメできません。

また、ノロウイルスかどうか調べるには、費用がかかるため、特に一般の治療では検査は行っておりません。

Q11 診断のためにどんな検査をするのですか?
A11
 通常の場合、臨床症状や周囲の感染状況等から、総合的にノロウイルスを原因と推定して診療がなされていることが多いと考えられますが、このウイルスによる病気かどうかは、臨床症状からだけでは特定できません。
 「ノロウイルス抗原検査」は、ふん便中のノロウイルスを検査キットで検出するもので、3歳未満、65歳以上の方等を対象に健康保険が適用されています。医療機関で、医師が医学的に必要と認めた場合に行われ、診断の補助に用いられます。なお、この検査は、結果が早く出るメリットがありますが、ノロウイルスに感染していても陽性とならない場合もあり、ノロウイルスに感染していないことを確かめることはできません。
 より確実な検査方法は、ウイルス学的な診断です。患者のふん便や吐ぶつを用いて、電子顕微鏡法、RT-PCR法、リアルタイムPCR法などの遺伝子を検出する方法でウイルスの検出を行い、診断します(リアルタイムPCR法ではウイルスの定量も行うことができます)。ふん便には通常大量のウイルスが排泄されるので、比較的容易にウイルスを検出することができます。こうした方法による検査は、通常、医療機関で行うことはできず、食中毒や集団感染の原因究明などの目的で、行政機関や研究機関等で行われています。

厚生労働省のホームページよりノロウイルス診断・検査について

基本的に安静にして自宅治療での対応になるので、ノロウイルスにかからない様に対策をしましょう!


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